2018-01-01から1年間の記事一覧

寝ても覚めても 感想

ぼやぼやと生きてきて、何か正しいことがしたいけれど、何をしたら良いか分からないし能力もない。ただそこにある真実をそのまま受け入れる能力に長けている朝ちゃん。起こること全部をストンと受容できちゃうから、現実はつまらなくて、仕事も友だちもあれ…

わたしのたましい 百まで

坂元裕二さん脚本のドラマ『問題のあるレストラン』のセリフ。 “幼稚園の時にセーラームーンというアニメがありました。園庭でよくそのごっこをしてたんですけどみんなはだいたいセーラームーンとか、セーラーマーキュリーを選んで私はいつも最後まで残った…

秋の音は濁点

葉と空気が触れる音がして、空を見上げたら、風が思いのほか冷たくて、鼻が痛くなった。緑と赤と黄色と茶色の葉が揺らめいていて、美しかった。 最近、そこにあるものをあるようにしか受け取らないようになった。『西の魔女が死んだ』のマイのように、相手の…

ほんと

本当は、一途 本当は、不真面目 本当は、他人に優しい 本当は、自分が嫌いじゃない 本当は、意志が強い 本当は、ほんとうは、ほんとは 言えない、言わないまま 誤解されたまま そして わたしも誰かを理解できないまま 日々は回っていくの

言葉の記録

“ふりむくのは、挑戦だ。自分の愛ではなく他人の愛を信じるのは、自分への裏切りではなく、挑戦だ。(勝手にふるえてろ/綿矢りさ)” “瞬間の集積が時間であり、時間の集積が人生であるならば、私はやっぱり瞬間を信じたい。 (泳ぐのに、安全でも適切でもありま…

自分との距離

誰かといるときだけ、人の形を保てている気がする。一緒にいる人の社交性を吸いとって人間に擬態するさながら宇宙人だ。樹木希林さんがNHKの密着取材で、「たまたま女優という道があっただけで、たくさんの男を騙して保険金をだまし取って殺す女に成りかねな…