わたしのたましい 百まで
坂元裕二さん脚本のドラマ『問題のあるレストラン』のセリフ。
“幼稚園の時にセーラームーンというアニメがありました。園庭でよくそのごっこをしてたんですけどみんなはだいたいセーラームーンとか、セーラーマーキュリーを選んで私はいつも最後まで残ったセーラージュピターでセーラージュピターのイメージは緑でした。色には順番があったんです。”
わたしはピンクだった。ピンクじゃないけと、ピンクを選びつづけた。だから、嫌われたりもした。でも、今もずっとピンクを選ぶ。
嫌なことに直面するとき、(わたしはプリンセス。プリンセスは優しさと教養と余裕があるからやり返さない。)と自分に魔法をかける。
この現実からの逃げる方法は児童文学から学んだ。アンシャーリーがそうしたように、モモがそうしたように、心をころさないために美しいものに目を向けて 真理を追求する。
嫌味や悪口を言ったりしたりするあなたは、自分で脇役を選んだ。わたしが主人公の物語を起承転結のある素晴らしいものにしてくれる脇役。
プリンセスじゃなくてもいい。勇敢な冒険家とか、魔女とか、なりたい自分であるための高貴なたましいで。百まで。